投資信託を別の商品へ買い替えると課税されるか|7項目
保有している商品を、別のものへ変えたい場面があります。1つの手続きで済むように見えても、税の上では売却と購入が行われています。この記事では、扱いを整理します。
①利益が出ていれば、その時点で課税される ②損失なら他の利益と相殺できる
1つの操作で完了する仕組みでも、税の扱いは変わりません。
非課税口座の中では課税されませんが、使った枠は戻りません。
仕組み
【結論】2つの取引です。
売却
保有している商品を売ります。この時点で損益が確定します。
購入
その代金で、別の商品を買います。
1つの操作で済む場合
まとめて行える仕組みがありますが、内部では2つの取引です。
税の扱い
売却の時点で、利益に対して課税されます。
確認する7項目
【結論】課税と費用を見ます。
1. 含み益の有無
利益が出ていれば、その分に課税されます。
2. 課税される額
売却の代金から、取得価額を引いた額が対象です。
3. 手数料
売る際と買う際の両方でかかる場合があります。
4. 信託財産留保額
売却の際に差し引かれる商品があります。
5. 受渡の日数
売却から入金まで数日かかります。
6. その間の値動き
売ってから買うまでに、相場が動く場合があります。
7. 非課税口座かどうか
口座の種類によって扱いが変わります。
| 口座 | 売却時の課税 | 枠の扱い |
|---|---|---|
| 特定口座 | 課税される | 制限なし |
| 一般口座 | 課税される | 制限なし |
| 非課税口座 | されない | 使った枠は戻らない |
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非課税口座での扱い
【結論】枠が戻りません。
課税されない
売却しても、利益に課税されません。
枠の消費
新しく買う分は、その年の枠を使います。
売った分は戻らない
その年に使った枠は、売却しても回復しません。
制度による違い
制度によって扱いが異なる場合があります。確認してください。
かかる費用
【結論】両方で発生します。
売却の手数料
商品によってはかかります。
購入の手数料
買う際にかかる場合があります。
差し引かれる額
売却の際、基準価額から一定額が差し引かれる商品があります。
合計で比べる
買い替えることで得られるものと、費用を比べてください。
買い替える理由の整理
【結論】目的を明確にしてください。
費用が高い
運用にかかる費用が高い商品から、低いものへ替える場合です。
方針が変わった
配分を見直す場合です。
成績が悪い
短い期間の結果だけで判断すると、繰り返すことになります。
費用との比較
替えることで得られる差が、費用と課税を上回るかを考えてください。
受渡の期間
【結論】数日空きます。
売却から入金まで
数営業日かかります。
その間の運用
市場から離れる期間が生じます。
相場の変動
その間に動いても、対応できません。
まとめて行う仕組み
売却と購入をまとめて注文できる場合、期間を短縮できます。
損失が出ている場合
【結論】相殺に使えます。
他の利益と相殺
その年の他の利益と相殺できます。
繰り越し
相殺しきれない分は、申告することで繰り越せます。
非課税口座では使えない
非課税口座での損失は、相殺も繰り越しもできません。
時期の判断
年内に売却するかどうかで、その年の損益が変わります。
分けて行う方法
【結論】年をまたぐ選択もあります。
一度に替えない
複数年に分けて売却すると、1年あたりの利益を抑えられます。
他の所得との関係
申告する場合、所得の水準に影響します。
手間との比較
回数が増えると、手数料も増えます。
判断の材料
金額が大きい場合、専門家へ相談してください。
積立の設定
【結論】別に変更が必要です。
保有分の買い替え
すでに持っている分を替える手続きです。
今後の買付
積立の設定は、別に変更する必要があります。
忘れやすい
保有分だけ替えて、積立は元の商品のままという例があります。
両方を確認する
手続きの後、設定を確認してください。
手続きの方法
【結論】画面から操作します。
まとめて行う仕組み
売却と購入を1つの注文で行える場合があります。
個別に行う場合
売却してから、入金を待って購入します。
注文の受付時間
締め切りを過ぎると、翌営業日の扱いになります。
約定の価格
注文の時点では確定しません。基準価額が算出されてから決まります。
記録の確認
【結論】明細で確かめてください。
売却の記録
いくらで売れたか、損益がいくらかが記載されます。
購入の記録
いくらで何口買ったかが記録されます。
源泉徴収の額
特定口座なら、差し引かれた税額が記載されます。
年間の報告書
年明けに交付されます。申告の際に使います。
取得価額の確認
買い替えた後の取得価額は、新しく買った時点の価格になります。以前の価格は引き継がれません。
年末の取引
売却の損益は受渡の日で年が決まります。年内に確定させたいなら、日程を確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 課税されますか
利益が出ていれば、売却の時点で課税されます。1つの操作で済む仕組みでも同じです。
Q2. 非課税口座なら課税されませんか
されません。ただし使った枠は戻らず、新しく買う分は新たに枠を使います。
Q3. 費用はかかりますか
売却と購入の両方でかかる場合があります。差し引かれる額がある商品もあります。
Q4. 損失なら相殺できますか
その年の他の利益と相殺でき、申告すれば繰り越せます。非課税口座では使えません。
Q5. 何日かかりますか
売却から入金まで数営業日です。その間は市場から離れます。
Q6. 積立も自動で変わりますか
変わりません。保有分の買い替えとは別に、設定を変更してください。
まとめ
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別の商品へ買い替える操作は、税の上では売却と購入の2つの取引です。1つの手続きで済む仕組みであっても、扱いは変わりません。
利益が出ていれば、売却の時点で課税されます。損失なら、その年の他の利益と相殺でき、申告すれば繰り越せます。
非課税口座の中では課税されませんが、その年に使った枠は売却しても戻りません。新しく買う分は、新たに枠を使うことになります。
売却と購入の両方で手数料がかかる場合があります。替えることで得られる差が、費用と課税を上回るかを考えてください。保有分を替えても、積立の設定は自動で変わらない点にも注意が必要です。
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